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堂宮コラム

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冬に向かって建てる2011.05.16

 

木造の本堂を建てる季節はいつが良いかと聞かれると、
私は9月までに基礎を造っておいて、
台風が来なくなる10月に建て始めるのが
良いのではないかと答えます。
冬に向かって建てると日照時間が短いため、
宮大工の作業時間は短くなりますが、
建て始めた木材にとって、だんだんと低温で乾燥していく空気は、
木材の割れを最小限にすることができる最良の条件となります。
また、梅雨前には屋根・外壁を終わらせることができるので、
梅雨や台風に対しても十分な対策を行うことにもなります。