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堂宮コラム

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猛暑下の木材(製材後)2018.08.27

 

今年は梅雨明けが早く、最高気温が35度〜38度になる日が続いています。

この気温が計られたのは、太陽の光が直接あたらない、

風通しの良い所に置かれた百葉箱の中の温度計です。

実際の気温は、場所によってはもっと高い場合もあります。

製材した木材にとっても今年の高温は厳しい状況です。

製材した木材は、乾燥中は屋根のある日陰で桟積み養生をしますが、

この気温では木材は急激に乾き、割れが発生しやすくなります。

対処法として土間に水をまき、水が気化することで温度と湿度を調整して夏を乗り越えます。

人や木材などにとって厳しい夏が早く過ぎ、秋の訪れを心待ちにしています。



桟積み