西日本を中心に寺院・納骨霊廟を「堅牢で雰囲気あるデザインで建築したい」を実現する総合企画事務所です

荘厳な構造美にて300年...1,000年

堂宮コラム

最新のコラム

一覧を見る

色のむらは物の質感2012.12.18

 

古来より建築材料として使用されてきた和紙・土壁・木材・石材・銅板・いぶし瓦等々は、

同じ品種の素材でもそれぞれ微妙に色が違います。

多くの色が重なり合い・混じり合うことにより、色に深みを持たせるのです。

また、それぞれの微妙な色違い(色むら)が、素材の質感を表していると思います。

京都・奈良の古い寺院の落ち着いた佇まいは、

素材の持つ色違いが長い年月を経てさらに深みをましているからです。