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中国の堂宮大工22012.05.23

 

中国河南省の省都鄭州で、日本の寺院建築を専門に取り組んでいる堂宮大工の住友棟梁に会って来ました。
残念ながら、切込加工中の寺院はありませんでしたが、
事務所で今までに施工した寺院の加工中や完成の写真を見せてもらいました。
住友棟梁は、日本でゼネコンの木工事を請けている堂宮大工棟梁の下で修業し、平成21年に日本の
1級大工技能士資格を取得され、棟梁自ら寺院の設計や原寸までCADで行っているとの事でした。
加工場内には事務棟の他に棟梁の仮住居棟・彫刻加工棟・製材棟・コンテナヤード付の切込加工棟があります。切込加工棟で屋根までの仮組をした後、コンテナに積んで日本に出荷するそうです。
棟梁は、5月末に弊社が設計した寺院や堂宮大工の加工場を見学する為来日するとの事です。
今後、日本の堂宮大工との技術協力が出きればと思っています。